私は思春期の頃から肌は荒れにくく、同級生がニキビができている時でさえニキビで悩んだことはありませんでした。
もちろん、赤っぽくなったりもせずに中学・高校時代を過ごしました。
そんなツルツルの肌だった私のスキンケアです。
20代半ばから乾燥が酷く
学生時代からお手入れというのもそこまで本格的に行っておらず、朝も夜も水だけで顔を洗い、洗顔フォームを使うことも月に二回ほどでしたし、化粧水や乳液にもそんなにこだわりがなくお手頃な値段のものを「つっぱらないからいいや」という理由だけで選んで購入していました。
しかし、20代半ば頃からお肌は劇的に変わりました。
まず、今までなかった乾燥がひどくなりました。
特にひどかったのは鼻と頬っぺたの間と目の下の部分です。
冬だけではなくオールシーズンそれが見られるようになりました。
もともと花粉症もちだったということもあり春や秋もひどく、更にはやはり一番ひどい冬、つまり通年悩まされるはめになりました。
今まで悩みがなかった分とてもショックでした。
そして、すごく悩み姉に相談したりドラッグストアで相談をしたりもしました。
また、食生活や日々の生活にもなにか原因があるのでは、と考え肌にいいものを食べたり運動をすることで汗をかき、悪いものを排出させようと思いました。
お手入れの仕方で肌はだいぶ変わる
そして、30代にはいる前に肌と向き合い色々なものを試してみて自分にベストなものを選ぼう、と決意しました。
まずはサンプルを使って変化を見ました。
長くて一週間、短くて3日間の試供品で自分のお肌がどれだけ変わるかを試しました。
やはりどこのメーカーも良さ、悪さがありました。
合わないものは正直なかったのですが、求めるもの以上の効果を期待していましたし、変化がなかったらこの先もまた悩むと思いました。
また、匂いが気になったり浸透力やベタつきなど細かい所までチェックしました。
三社ほど試し、良かった所はあったものの、結局はコスパで悩むことになり、継続しなければ意味がないですし、そこそこお値段するものをクレンジングから乳液、保湿液など全てを揃えるには苦しい状況でした。
初心にかえり、今まで使っていたものを使いました。
ただ、お手入れの方法だけを変えてみました。
お手入れで肌は変わる
もとは、この今まで使っていた化粧水と乳液は、使い始めてから肌が白くなり着け心地もとてもよく合っているという実感はありました。
念入りに鼻の凹みの部分や目の下、口回りなどお肌に染み込ませるように、それを感じられるくらいお手入れしました。
続けてみると、なんと乾燥がおさまりました。
今まで気になっていた部分はもちろん、多少の赤みやほうれい線、目の下の細かいシワまでも目立たなくなり化粧のノリも良くなったのです。
「私のお手入れの仕方が良くなかったんだ」と実感させられました。
それ以降はお風呂上がりや化粧をする前に自分の肌と会話するような気持ちでお手入れをするよう心がけました。
また私は接客業をしていることもあり毎日笑顔でいることが多いです。
そのため、口の回りにシワができやすかったり目の回りも気になったりします。
浸透させるように、馴染ませるようにと、その方法で対処はできていました。
気になったときにパックをしたり加湿器で空気を変えたり、美顔器を使ったりとゆっくり自分の肌と向き合うようにしています。
私が自分のやり方で学んだのは肌も丁寧に、ゆっくりとさわってあげることです。
荒れてないから、乾燥してないから、となにもしないのではなくそれでも自分の肌に触ってあげることです。
そういったことで30歳の私の肌は驚くほど良くなりました。
40歳になった私
今年で40歳になりましたが、ほうれい線はいっそう深くなって周囲の人たちからは実年齢以上の年齢に思われることが多いです。
先日も子どもの幼稚園のお迎えに行った時、他のママさんからおばあちゃんが迎えに来ていると言われてしまいました。
また学校のPTAの集まりに出席した時他の年上のママさんたちからずっと敬語で話をされていたのですが、後で聞くと私がかなり年上に思われてしまっていました。
今まで言われた年齢を平均すると45歳くらいで、最高で50歳といった人もいました。
それくらい私のほうれい線は深刻な状態になっているのです。
このほうれい線については今まで高価な美容液や美顔器、顔の体操などさまざまな方法で解消しようとしてきました。
しかしどの方法を取っても効果がなく、少しでも目立たなくなったことはありませんでした。
唯一ほうれい線が目立ちにくくなったのは妊娠中だったのですが、これは体重が10㎏程度増加したことによって顔にも肉が付いて目立ちにくくなったからであり、出産して体重が落ちたらまたほうれい線が目立ってくるといった状態になりました。
そして太った後には皮膚にたるみができてしまい、ほうれい線がいっそう深く見えるようになっていました。
このほうれい線についていろいろ調べていると、完全に解消しようと思えばやはり美容整形をするしかないということでした。
さすがに美容整形を受けるのはお金がかかるので無理ですし、何よりも見た目がいっぺんに変わると予想されることから周囲の人たちが美容整形を受けたことに気付いて噂されてしまうと思ってする気にはなれないです。
40歳になって保湿を意識
現在もほうれい線対策のためにいろいろ工夫をしています。
例えばマスクをかけて顔の保湿をしたり人に見られないようにするとか、あるいはベースメイクに使用するアイテムは自分のお肌よりも少し明るめのものにしてシワを目立ちにくくさせるという方法です。
これだけ深いほうれい線ができていると自力で消すというのは難しく感じることから、現在では目立ちにくくさせるもしくはこれ以上悪化させないようにするという考えで対策を取っています。
またほうれい線は顔の筋肉のたるみが原因ということで、顔の筋肉を落とさないような体操をしています。
1日中無表情であると顔の筋肉は落ちると思って、時間があれば意識して顔の筋肉をアップさせるような体操をしています。
また乾燥肌はしわやほうれい線が目立ちやすいということから、乾燥肌対策もしています。化粧品一式を保湿ができるものに変え、少しでも物足りないと思ったら次回購入時は別の商品にしています。
さらに室内では湿度を一定に保ってお肌が乾燥しないように気を付けていますし、内側からも乾燥を予防すべく水分を補給したりして対策しています。
このようにほうれい線を深くしないように対策をしているのですが、自分自身ではほうれい線がどれくらい深い状態に見えるのかが判断できない状態です。
なのでほうれい線の状況を確認するために、最低でも週に1回は自分の顔を撮影して確認しています。
ほうれい線対策を本格的にするようになってから約1年になるのですが、現時点ではひどくはなっていない状態です。
これから40歳を過ぎて年を重ねるとどうしても体に潤い成分が不足したり、あるいは筋肉が減少して確実にほうれい線が深くなるものですが、ひどくなっていないということは対策にそれなりの効果が見られているのではないかと思いました。
今後あまりにもほうれい線が目立ってきた場合には美容整形をするという手段を取るかもしれませんが、現状維持できるうちは保湿と筋肉を鍛えることで頑張って行きたいと思っています。