毎日何気なく行っているスキンケアですが、そのスキンケア、本当に正しいのでしょうか?
せっかく時間もお金もかけて行うスキンケアですから、それぞれの意味を確認し、効率的に行いましょう。
スキンケアについて、よくある疑問についてまとめました。
あなたの知識が正しいか、チェックしてみてくださいね。
Contents
化粧水は、手でつける?コットンでつける?
化粧水は手でつけるのとコットンでつけるのと、どちらのほうがいいのか迷ったことはありませんか?
結論から言うと、どちらでも大丈夫。
コットンでつけたほうがよく浸透するという説もありますが、はっきりとした根拠があるわけではありません。
化粧品メーカーは、コットンを進めるケースがほとんど
ただ、コットンでつけることを勧めている化粧品メーカーがほとんど。
実際に、複雑に凹凸のある顔にむらなく化粧水を行き渡らせるは、コットンでつけたほうが効率が良いようです。
しかし、乱暴に扱えば、コットンの繊維で肌を傷つけてしまうこともあるため、こすったり強く叩いたりは厳禁。
敏感肌や肌荒れが気になるときは、コットンではなく手で付けたほうがいいでしょう。
また、化粧水をコットンでつけたほうが、化粧水の量を大量に使うことになります。
もしかしたら、そのあたりも化粧品メーカーがコットン使いを勧める理由かもしれませんね^^;
手のひらでつけると、手のひらが先に吸収しちゃう?
手のひらに乗せてから顔につけると、その間に手のひらが吸収してしまう、という説明をする人がいますが、それは誤解です。
手のひらは、皮膚も厚くてバリア機能も高いため、そう簡単に化粧水や美容液を吸収してしまうことはありません。
むしろ、手のひらで程よく温めてからスキンケアをしたほうが、肌に浸透しやすくなるためおすすめです。
結局、どっちがいいの?
細かい凹凸までむらなく丁寧につけるのが面倒、という方は、コットンに多めの化粧水を染み込ませて使うようにすると、むらなくつけることができます。
肌への刺激が気になる、化粧水をムダにしたくない、丁寧にスキンケアしている、という方は、手のひらで肌の状態を確認しながらつけるようにしましょう。
乾燥が気になる部位には、重ね付けをしたり、プラスのスキンケアを施したりなどのケアもできます。
高価な化粧水を少量?安価な化粧水をたっぷり?
理想を言えば、美容成分が高濃度で配合された化粧水をたっぷり使う、ですが、それは難しいですよね。
どちらかを選ぶのなら、安価な化粧水をたっぷり、のほうがおすすめです。
最低限、使用説明書で支持されている規定量をしっかりつかうこと。
これができる金額以上のものを無理して少量ずつ使うのはおすすめできません。
また、化粧水にお金をかけるよりも、美容液をプラスしたほうが高い効果を期待できます。
化粧水だけでも大丈夫?
特に夏場などは、化粧水だけで済ませてしまう、という人もいるかも知れませんが、実は化粧水だけでは保湿効果はイマイチ。
肌に必要な保湿成分の中でも重要な成分はセラミドですが、このセラミドは水には溶けにくいので、化粧水に配合されていることは殆どありません。
化粧水を一生懸命付けても、肌の表面が潤うだけで、すぐに乾燥してしまいがち。
乳液やクリームを塗らなくても、天然の皮脂がでるから大丈夫、と思われがちですが、洗顔で保湿成分や油分が流出してしまった状態に、化粧水をつけただけでは肌は不安定な状態です。
天然の皮脂だけに頼って場合は、バランスよく皮脂が分泌してくれればよいのですが、油分が足りないと判断されて多めに分泌されてしまったり、必要量が分泌されなかったりと、肌を理想の状態に保つのは難しいのです。
洗顔後は、化粧水だけでなく、美容液で保湿成分をプラスして、少量の油分も追加してあげましょう。
このように、理想のバランスを出来るだけ早く回復してあげることで、皮脂がアンバランスに分泌されてしまうことも防げます。
基礎化粧での保湿がポイント
化粧水は肌に水分を補給し弾力のある肌を作り、美容液や乳液は肌に油分や栄養分を補うと共に保湿力を高めます。
肌の潤いを保つために化粧水をたっぷりつかっても、その水分が蒸散しては無意味です。
皮膚に膜を作って水分の蒸発を防ぎ、化粧水の成分を肌の中に留める効果があるのが美容液や乳液です。
肌の角質層が外部からの刺激を保護してくれるバリア機能の役目をしてくれます。
角質層の潤いを保ち正常な状態にし続けるために、化粧水などの基礎化粧品で保湿するのです。
保湿力が弱く水分の少ない角質層は剥がれやすく、肌荒れの原因になります。
剥がれた角質層はますます保湿力が弱まるため、バリア機能が失われる一方です。
肌の乾燥を防ぎ、バリアの役目を果たしているのは角質層の細胞の間にあるセラミドです。
肌が乾燥してセラミドが不足すると肌トラブルの元になります。
バリア機能を保ち外部からの刺激を軽減するためにも、基礎化粧品の使用は重要です。
乾燥肌対策としてセラミドを含有する基礎化粧品は保湿力が高いので、有効に使いましょう。
コラーゲン、ヒアルロン酸を含有する基礎化粧品も、肌の保湿力を高め弾力性を高めます。
美容液や乳液によって保湿効果を高め、化粧水で肌にしみ込ませた水分が蒸散しないよう膜を作った方が、より保湿力の高い肌を作ることができます。
毎日のスキンケアは保湿がポイントです。
私たちの肌は、常に変化している・・・。
スキンケア化粧品って、どうやって選んでいますか?
サンプルばかり使っている人、新製品には目がない、という人、もう、定番の化粧品だけを、何年も使い続けている人・・・。イロイロいるかと思いますが、やはり、状況は、日々変わっていきます。
とりあえず、安心できる一品、というものをもつ事も大切ですが、時には、新しいものにチャレンジしてみるのもよいのではないでしょうか?
化粧品も、日々進化しています。そして、私たちのお肌や、それを取り巻く環境も日々変化しているのですから・・・。
たとえば「ビタミンC」、美白に効果のある、といわれているものは、イロイロありますが、これは有名ですよね。
ビタミンCは、メラニン精製抑制効果と還元効果にすぐれていて、美白成分としては、象徴的な存在です。
そんな、すばらしいビタミンCですが、とてもデリケートな存在で、イロイロな問題がありました。
ビタミンCは、構造がとても不安定で変質しやすく、安定的に配合する事が、とても難しいのです。
しかも、肌にしっかり取り入れなければ、効果を発揮する事ができない、という問題点もありました。
ビタミンCは、白に効果があるとわかっていながらも、確実にお肌にできたシミに対して効果を出すというのは、実は、なかなか難しかったのです。
ところが、最近ではこの問題を解決するために、タミンCをナノ化したりビタミンC誘導体など、とても心強い製品が続々と登場していますね♪
さらに、このビタミンCをしっかりお肌に届けるために美顔器の開発や、化粧品の中で配合する成分を工夫したりと、いろいろな研究や開発が行われてきました。
化粧品は、日々進化しています。
基礎化粧品は慎重に、でも美容液や機能性のある新製品については、イロイロ、試してみるのもよいですね。
ずっと同じものしか使わないなんて、もったいないもったいない・・・。
化粧品も新しく生まれ変わっていますが、私たちのお肌やそれを取り巻く環境だって、日々変化していくのですから・・・。
気になるものが見つかったら、まずはサンプルやお試しセットなどで、試してみてはいかがでしょうか?
ただし!くれぐれもサンプルやお試しセットに効果まで期待してはいけませんよ!
お試しはあくまでも、肌に悪影響を及ぼさないか、ニオイや使用感、価格設定などに、ムリがないかをお試しするものです。
使ってみよう!と思ったものは効果が出るまでは、やっぱりある程度信じて使い続けてみるしかないですよね・・・。